1998年11月の日記

1998年11月1日
今日は11月の初日。特に穏やかな一日だった。配達は気をつけてしたので、問題は無し,天気も気持ちよかった。日曜なので朝刊が終わったらヒマがあったので、友人と過ごした。きわめて平凡な一日。こんな日は滅多に無いと思った。夕飯においしいトンカツ屋さんを見つけたので、食べに行った。とても幸せな気分になった。明日からまた一週間が始まる。今週は文化の日があるので少しは楽そうだ。しかし、気を引き締めてかかろう。

1998年11月2日
徐々に寒くなってきた。朝の気温もちょうど日が昇り始める頃が一番冷える。実はまだ暗いうちはそんなに寒くは無い。今日は学校の授業にはひとつだけ出た。午前は時間があったので、昼寝をして過ごした。スポーツの授業があったんだけど、今日こそは手を抜いた。午前に昼寝をしておいたのが功を奏し、疲れが無かった。また、かなり手を抜いてやったので、明日になって筋肉痛ということにはならないだろうと思う。最近は、だんだんと体調がよくなり、滅多なことでは疲れなくなった。おそらく生活が軌道に乗ってきたのだと思う。10月の集金が、かなり気合をいれてやって成功したので、それがかなりの自信になっている。さらに泥で転んだりして,その時の怒りが行動力になっているというか,チクショーみたいな感じで。やっぱり多少は忙しく時間が足りないほうが、テキパキと動けるような気がする。今はそんな感じで、かなり調子が良い。チョコラBBもリポビタンも飲まなくても全然平気。以前は毎日飲んでたのに…それだけ体調も良くなってきたと言うことだと思う。そろそろ冬の本番がやってくるので、気合入れよう。

1998年11月4日
最近はパソコンのトラブルに見舞われる事が多く、昨日も夜にパソコンのメンテをしていたらとうとう寝る時間になってしまったので日記が書けなかった(言い訳)。そろそろこのパソコンも寿命が来ているんだろうなぁ。性能的にはまだまだ使える。けどそれは色々機器を付け足して無理矢理パワーアップさせているからで、原型はもう2年以上前の古いPC-98なのだ。それも、かなり酷使してるので、そろそろ買い換え時かな。こういうとき、奨学生をしていると金に結構余裕があるのかなぁって思う,だってパソコン買い換えるかなぁなんて思えてしまうんですもんね,まだ2年しか使って無くても。学校が始まってから奨学生生活も軌道に乗り始め、最近は体調も良い。でも授業が中盤にさしかかってきているので、さすがに課題が多く出始めた。課題をするための時間をとるのは、かなり大変。だっていつやるねん?というぐらい時間が無いから。いつも課題やるときはちょっと寝る時間減らすかぁって感じである。幸い集金の時期ではないのでまだ全然大丈夫だけど。気候的にもこれから厳しくなってくるし、配達とかもこれから本番だと思うと、気を抜いてはいられない。

1998年11月5日
最近は晴れが続いているので、気候的にはとても楽。今までの辛さが嘘のように体の調子も良い。やっぱり体調は気候によって変わるもんだなぁって思った。雨が奪う体力は、意外に相当なものである。雨の恐ろしさは長い時間うたれてるからわかるんですけどね,妙に疲れるんですよね,ただ濡れるだけで。建物の中でしか生活してなかったらこんな事わからなかったですけどね。外の仕事はやっぱり大変だ。でもそのかわり、晴れた日とかは凄い楽に感じる。最近はそんな晴れが続いているので快調といったところだ。以前にも言ったように今年にとってはかなり奇跡的な天気なんだけど。一週間晴れが続いたということが、今年に入ってからは一度もないんですよね。こういうことも毎日外に出て仕事してるからこそわかりうる事なんですよね。学校の課題が多く、来週が締め切りの課題が、なんと4つもたまっている。一体いつやる時間があるんだろう、という勢いだ。来週ごろまで、寝ないで課題をするという日があるだろう。でも体調が良いので大丈夫だと思う。

1998年11月6日
朝はだいぶ冷えるようになってきた。途中になると手の感覚が無くなってくる。そろそろ厚手の手袋が必要になってきた。軍手では意味無しである。でも今年は二年目で、すでに一年目を経験しているので、それほど辛さを感じない。なんでかと言うともっと寒い寒さを経験してるから。だから今日程度の気温では何も感じない。あ、寒くなってきたな、って感じ。かなり鍛えられているという感じです。明日はさらに寒いようで,しかも雨が降りそう。冷たい雨になりそうなので、かなりの疲れそう。手が濡れると血液の流れすら感じなくなって、手の感覚はなくなるんですよね。でもこれから冬が終わるまでは、それが毎日なのだから、明日はその本番前のウォームアップ程度にすぎないものとだと思って頑張りたい。かなり体力的に余裕があるので割と自信タップリである。この充実感がいつまでも続いて欲しいと思う。

1998年11月7日
明日はお仕事が休みで、明後日は休刊日ということで、連休なんです。ということで、今日はお昼からお出かけをしようと思っています。束の間の、滅多に無い連休ですので、久しぶりに羽を伸ばしてみようと思う。なので、今日は出かける前に日記を書きました。天気は悪いようだけど、明日は配達が休みなので関係無し!

1998年11月10日
8日、9日との連休が終わり、今日からまた気持ちを引き締めて奨学生生活です。たった二日の休みだったけど、自分にとってはかなり長い休みに感じた。奨学生にとってはたった二日の連休すらも貴重な時間なんですね。何しろ二日連続で遅く起きられるってだけで幸せですからね。時間の大切さがわかるようになりますね。今週は課題の提出が4つもある。しかし先週のうちに3つ終わらせておいて、そのあとに連休だったので楽である。こんな風に先に課題を終わらせておいて、時間を有効に使うってのは、結構自分にとっては成長してるんですよね。以前の自分だったら、先に楽しておいて後から直前に一夜漬けというのはよくあったから。

1998年11月11日
4つあったうちの3つの課題は事前に終わらせておいたとはいえ、残りの一つがなかなか終わらない。というのは、美術の授業の課題なんだけど、とてもじっくり絵なんぞ書いてる時間が無いんです(笑)。今日は夜を徹して課題をすることになりそう。今までも何度か徹夜した事があったけど、その後の朝刊配達はとても辛い。やりたくないけど我慢して起きていようと思う。今日はほぼ一日学校に行き、授業中は眠かった。朝はうっすらと雨が降っていたんだけど,やはり雨が降るとなんだか体がだるくなる。晴れてさえいれば疲れは無いのに。でもまた明日からは晴れるようだ。

1998年11月13日
今朝の気温は何とたったの3度だった。いや、体感温度的にはそれ以上に寒く感じられたと思う。急に寒くなって、いきなりだったのでまだたいした防寒具もそろえているはずもなく、軍手で配達するのはつらかった。手がカサカサになってしまった。しかもここ2、3日、課題に追われていたために寝不足気味で、そんな状態では体にこたえた。ようやく今日の授業で最終の課題を提出し、学校のほうはやっと一段落ついたという感じ。レポートや作品提出もそう短時間で出来ない、かと言って、時間をとるのも難しく、やむを得ず寝るのを我慢して徹夜する手段に出るしかなかったのです。しかしこれが集金時期で無かったのが幸いだった。集金期間では本当に時間が無いからその時期に課題出されると本当につらい。今まで雨が降りに降った分、一気に晴れあがったという感じの快晴がここのところ続いている。その代わりだいぶ朝は冷えてきた。今から手袋などを買い揃えておこう。

1998年11月14日
今日は集金の締め日。10月分を全て集めなければならない。今日はその残った件数を10件ほど回った。でも、この残った10件程度とは、非常に手ごわい客である。件数は少ないものの、なかなか払わない、または留守で居ないので、何度回っても集めにくい人間達なのだ。なので1時間か2時間、結局は時間を確保しておかなければならない。また、そういった連中は、かなり無茶苦茶な人間が多く、手元にお金がないだの(給料出た時点でとっておけよ)、会社がつぶれただの(それ以前におまえは働いていたのか?というような爺さんだったりする)、また新聞代のやりくりにもめて、奥で夫婦喧嘩をはじめる奴など、とにかく無茶苦茶な連中が多い。そういった連中を相手に、今日はがんばった。今日はかなり快晴で、暖かかった。でも放射冷却現象で、朝はやはり寒い。今日も5度しかなかったようだ。体感温度ではそれ以下だけど。とにかく、今日で10月分の集金は完了し、今度11月の集金がはじまる20日まではしばらくはヒマな時間もできると思う。昨日は学校も一段落したし、明日は仕事は2連で休みだし、ようやく少しは休めそうだ。

1998年11月15日
今日は休みなので日記はお休みします

1998年11月16日
今日もお仕事は休みのため日記はお休みします。

1998年11月17日
二日の連休が明けた。15、16と必ず月に一度だけ連休があるのだが、この連休後が辛い。一日だけの休みなら、すぐに次の日が配達なので、あまり思いきり休む間もないのだが、二日あると思いきり休んでしまう。思いきり寝てしまう。だからエンジンのかかりがとても悪い。今朝も何だかエンジンがかかりきってなかったような気がする。雨は降っていなかっけど曇っていた。すこし暖かかった。最近は暖かい日が多い。冷えると思ったので手袋などを買い揃えて置いたのに、なぜか天気に裏切られる。カッパも新しいカッパを買ってから、ずいぶんと雨が降らない日ばっかり。これできっと集金の期間になったら、きっと雨続きがやってくるのだろう。いつも天気には裏切られるからだ。明日はしし座流星群というものが見られるらしい。しかも明け方とか。配達の最中に見ることが出来るかもしれない。私の配達区域は非常に空の眺めが良いところなので、明日は星をみながら配達が出来そう。朝刊配達はいつもは嫌なのに、なんだか明日だけは楽しみになってきた。

1998年11月18日
流星群は見逃してしまった。時々空を見上げながら配達はしていたけど、一度も見かけずに終わってしまった。走りながら上を見ていたら、非常にキケンだったし、また転んでしまうわけにはいかないので下の道を見ながら慎重に配達した。でも流星が現れたといっても、かなり一瞬だったようで、あまり空を見ている間も無かったために、仕方がないような気がする。気温は今日も5度だった。これぐらいならまだそれほど配達は辛くは無いものの、やっぱり学校に行くのはは辛い。30分ほど、風を浴びっぱなし。配達の最中は所々でバイクを止めたり、降りて走ったりするので、体が少し温まるのでそれほど冷える事はないけど。車通学というのも考えたが、ここの学校は、国立で設備がよろしくないため、駐車場が狭い、だから限られたよほど遠くから通っている人でないと、許可がおりないらしい。学校の先生ですら、市内ならば断られてしまうそうだ。学校側に言わせると、バイクで30分程度なら、それで通ってくれってなものなんだろう。それよりも、いよいよ明日の朝は0度になるらしい。覚悟を決めておこう。

1998年11月19日
ついに朝の気温がゼロ度を下回った。気象庁発表では1度とはあったが、霜が降りていたので、ゼロ度は行っていたと思う。いや、水戸の地方気象台の気温は1度だったかもしれないが、あの配達区域はもっと低かったような気がする。軍手を2枚重ねても通用するはずがなく、手の感覚が無くなった。顔も痛かった。久しぶりのこの感覚にダメージがあったようです。真冬ともなると、もっと酷い寒さに見まわれるのはすでに経験しているので、今日ぐらいはマシだったように思われる。何しろ明日はもっと低いらしい。夕方、学校と夕刊が終わった後に、その明日に備えて、ホームセンターで防寒グッズを買い揃えた。5千円以上なら消費税5%還元ということなので色んな買い物を思いきり買ってしまった。気候は厳しくなったが、体調はそれほど悪くは無く、とりあえず順風満帆と行った所です。しかし、そう思っていたところで、また何があるかわからない、明日の朝刊では事故にあったりしないように、うかれてないで気を抜かずに用心しておこう。

1998年11月20日
強烈な寒さ。それよりも今朝は非常に危険な事態に見まわれた。というのは、バイクのライトがつかなくなってしまったのだ。しかも配達の途中で、まだ暗いというのに。街灯があるような場所なわけ無く、暗中模索で進まないと危なかった。何よりも、自分が通るための道を照らすことができずに走れないというキケンよりも、車が近づいてきたときに、目印となる明かりが無いので向こうからぶつかってこられたらどうしよう、というキケンのほうが心配だった。幸い車の通りがある時間には、空が明るくなってきたので何事も無かったけど、とにかく非常にキケンな配達だった。また、この時期はなぜかチラシの量がハンパではなく、まるで雑誌一冊分もあろうかという厚さ。またチラシの紙というのは、なぜか重い素材で出来ており、厚さ以上に重みを感じる。チラシを含んだ新聞一部が、まるでちょっとした電話帳ぐらいの重みに感じた。そういった重みが、高く積み上げられた状態で、また、それに上乗せするように、ライトの故障で大変だった。ゼロ度以下の気温であり、意識が無くなりそうな寒さもあって、色々危険な配達だった。昨日までは順風満帆だったのに、調子が狂った感じ。何とか今 日は乗りきったものの、明日の朝刊が心配る。何しろ、明日分のチラシの厚さを、さっきちょこっと見てしまったら、今日以上の厚さなのだ。ちょっとした週刊誌ぐらいはありそう。新聞とチラシ、一体どっちがメインなんだと不思議に思う。ライトは修理してもらったとは言え、とにかく明日は今日以上に辛くなりそうです。

1998年11月21日
強烈なチラシ量だった。寒さは幾分昨日よりは和らいだ、と言った感じだったけど、配達自体がとても疲れるものだった。いや、配達よりもその前の準備作業に疲れてしまった。雑誌ほどの厚さのあるチラシを、新聞に一部ずつ入れる作業。これはいつもならたいした疲れにはならないのだが、今日のは違った。一部一部が重いので、ちょっと腕が疲れてしまう。厚みがあるということは、積み上げると安定がないので、バイクに積むことも難しい。全て積み重ねると、洗濯機ぐらいの高さはありそうだった。それを二つに分けて積むにしても、どう考えても積めない。タイヤがパンクでやられてしまうだろう。仕方無いので、中継を頼む事にした。中継とは、配達する新聞の半分を、配達順路の途中のポイントに
車で運んでもらうことだ。もちろん、その運ぶ人というのは他の社員さんにお願いするのだけど、その社員さん自身の配達もあるわけで、その合間をぬって、運んでもらうわけだ。しかも、そのポイントというのも車で往復30分はかかるので、とても申し訳ない。朝の30分間というのはとても貴重なのだ。だから、あまり頼むのは悪いので、よほどの厚さで無い限り、無理をしてでも全部を積んで配達していたのだが、今日はさすがに限界を超えていた。元旦のチラシとまではいかないが、一月三日のチラシに匹敵するほどの厚さだった。中継をしてもらったことで、配達の最中は半分の量を積むので済んだので、それほど大変ではなかったけど。後で聞いてみると、やはり元旦を除くと今年でもっとも多いチラシ量だったらしい。

1998年11月24日
22,23,と日曜祝日。おまけに23日は休みとあって、ちょっとした連休だったので、羽を伸ばしてみた。お友達が来たりして、なかなか有意義な二日でした。ここのところ、気温は少し和らいでいるのでとても楽。以前は最低気温でもゼロ以下だったので、最近は朝が2度や3度ぐらいでも暖かいと思ってしまう。それでも寒いと思っていたときもあったのに。慣れというのは恐ろしい。休みがあけると、早速、学校の課題をやらなければならない。おまけに集金期間。これから一週間はなかなかハードになりそう。しかし先月ほど辛くはないだろうと思う。体調も良いし、雨も無いし。週間予報をみてホッとした今日でした。

1998年11月25日
全くもって時間が足りない、24時間じゃ全然足りない。朝からやることがたくさんだった。というのは、今日提出しなければならないレポート課題を、昨日の夜にやるつもりが、どうしても眠くて辛いので、寝てしまった。いや、というよりもそのとき寝てなかったら、今日はきっとダウンしていたのだろうけど。今日の朝にやらなければいけない羽目になって、今日は朝刊配達が終わってから、コンピュータに向かっていた。なかなか終わらなかったので、一限の授業をサボってしまった。学校と夕刊が終わってから、今日は集金に行くつもりだったけど、それを止め。ここ最近の忙しさで、未だに冬服を買わずに薄着を重ねることで凌いでいたのだが、それも限界が来ていたので今日のうちに冬服を買いに行った。配達のときには
お店の朝日新聞のジャンパーを着るので問題ないのだが、通学では着る服が無いので、今買っておかないと、後で時間が無い。今日は集金を結局やらなかったので、明日からいい加減はじめないとやばい。気がついたら後四日しか無いよー。

1998年11月26日
はじめて、無意識につぶやいてしまった。「死ぬ・・・っ!?」。そのぐらいの寒さだった。本当はもっと寒い時期は去年の真冬に経験しているのに、なぜそう思ったかというと、防寒を全然していなかったから。いや、服を買う時間が無かったし。まず、真冬になるとかならず付けるバイクのハンドルカバーをつけていなかった。それは手に当たる風を防いでくれるもので。、手に直接風が当たるのと当たらないのでは、冷蔵庫と冷凍庫ぐらいの差がある。今日はそれが無かったので、冷凍庫の状態。手がカチカチになり、寒いを通り越して、痛みが伴った。それによってダメージは体へ伝わって、寒さに耐えるために体がエネルギーをたくさん消費した。つまり、寒いことを我慢するというのは、とてもエネルギーのいることなのです。明日はもっと寒くなりそうなので、今日は時間を割いて、ハンドルカバーの取り付けをした。一応、手のダメージは少しは和らぐと思う。明日は−2度だそう。配達区域の気温はそれよりも低いだろう。夕方、その寒さに負けてしまい集金をサボってしまった。昼は時間が無いので、集金を始めるとしたら、どうしても始めるのが夕方5時からが精一杯。でも、5時という とこの時期ではもうあたりは真っ暗で、とても寒くなってしまう。冬の集金も辛い。仕方がないので、明日と土曜日曜は、暖かいお昼に集金をしよう。

1998年11月27日
今日は朝から鬱だった。その原因は、やはりここ最近の寒さに対してあんまりにも軽すぎる服装で体が冷え切ってしまうからだと思う、体が相当それで酷使してしまってるわけです。一日が始まっても、朝刊配達の時点で結構疲れてしまう。なのでお昼が全然動けない。かなりだらけてしまう。でも今日は何とか授業には行った。とにかくここ数日の寒さで、今日に一気に鬱になってしまったみたい。なんと今月もあと三日しかないのに、雨も降らなかったというのに、昨日まで集金をしてなかった。全然やる気が起きなかったから。今日になって、時間的にいいかげんヤバイことに気がつき、夕刊配達後にようやく重い腰を上げて2時間ぐらい集金をした。そこでお客さんから、「寒いのに大変だね、がんばってね。」と励まされたり、さらにジュースやお菓子をたくさんいただいて、なんだか元気が沸いてきた。自分は動かなければいけない、休んでる暇は無いと目が覚めたような感じ。また、自分が鬱になってやる気が出ないからと言って遅い時期に集金に行ったりすると、お客さんに迷惑をかけたり、自分の都合で勝手な時間に集金に行ったり、やはりそれではいけない。いつものペースで毎月同じぐら いの日に行くだと思った。ハンドルカバーをつけたので、朝刊配達に対する準備OKだし。気合いを入れて行きたい。

1998年11月29日
昨日あたりからまた鬱が激しくなり、日記を書く気が起こらなかった。そんな状態だったので、昨日も20件ほどしか回らず、今日になってまだ100件以上も残ってる。でも、今日こそ集金に行かないとと思って体を奮い起こして出かけた。何しろ集金の期限が明日までなので、終わらなかったら、給料の遅配や、後に仕事が回ることを考えると、もっと辛くなるのでと思い、今日は何とかがんばった。昼の11時頃から出かけ、晴れていたので気持ちよかった。体がかなり鬱からまだ抜け出していない状態で、頭痛や眠気を感じた。そんな体を引きずりながら100件以上を回った。夕方になると日が沈んでかなり冷えはじめて、移動が大変。バイクを走らせて、次の家に行くまでにかなり冷えてしまい、冷たさで手がふるえたり、声が震えたりした。はっきりとしゃべらなければならないのに、できなかった。ふるえるのでお金がうまくつかめなかったり、釣り銭の暗算ができなかったり。かなり情けない気持ち。集金も早めに少しずつ始めておけばこんな思いもしなかったのだが、どうも後々にならないと始めない性格のようで。学校の試験勉強とかもコツコツやらずに直前に徹夜するタイプだったので 、それが仕事面にも出てしまってかなりヤバイと思った。まぁ今月は気持ちが沈んでいたこともあって、こうやって延び延びになってしまったわけで、もっとコツコツとする時もあった。やっと、6時間ぐらいヒマな時期が出来た。それまでは6時間後には必ず何かしら用事があって、時間の足りなさに焦ったり、うまく休めなかったり鬱になっていた。時間が無いことに絶望的になっていた。しかし、時間は自分で作るものだと感じた。今日はそれができたと思う。もし今日すらがんばらなかったらさらに鬱になっていただろう。さてさて、明日はようやく配達が休みなので、タップリ寝てしまいたいと思う。疲れきっているので、きっと泥のように寝てしまうだろうけど。

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